なんだかどうも調子が悪いなぁ…。
もしかしたら今会社で流行っている
ノロウイルスを
もらってしまったかもしれない。
気になる検査時間はどれくらいなんだろう?
ノロウイルスに掛かったか
判別できるキットの他、
検査方法によって判別までに
期間を要する物もあるのか?
今回は疑問だらけの
ノロウイルスの検査方法について
分かりやすく、まとめてみました^ ^
検査キットなら15~30分程度で判明?それ以外は?
まず、ノロウイルスの検査には主に
2種類の検査方法があります。
そのうちのひとつは
検査キットを使った検査方法です。
①検査キット
→費用は3,000〜5,000円程。
メリット:
検査時間が早く、陽性か否かわかる。
デメリット:
正しい判断結果が出ないことがある。
検査キットでの検査方法では、
費用はさほど掛からないまでも
正確さを必要としている方には、
不向きかもしれませんね(><)
とはいえ、病院に行くと大抵問診のみで
ノロウイルスと診断されることも
珍しくはないそうです。
と言うのも、お医者様は
数多くの患者さんを毎日診察しています。
ノロウイルスは季節的に
グンと発症率が上がりますし、
症状である嘔吐下痢症は主に
秋冬に流行するノロウイルスと、
そうではないウイルス、
乳幼児で考えられるのは冬や春に
主に流行するロタウイルスなど、
大抵のお医者様は問診にて判断を
することが出来るようです。
そもそも検査キットではなぜ
正確さに欠けるかといいますと、
ノロウイルスの原因菌は
小腸で活発化するのですが、
病院での検査キットでは
便を採取しての検査となります。
採取した便の量や、
使用する検査キットの種類、
ノロウイルスの潜伏期間中などの
条件によっては
正確な検査結果が出ないことが
あるようです。
また、一度ノロウイルスに感染し、
症状も治ったので検査キットで検査したら
陰性と出た→出社や登校する。
という流れの方も多いと思いますが、
検査キットでの精密さは
100パーセントではありませんので、
まだウイルスが残っているのに
出社や登校をして、感染を
拡大してしまうことはよくあるそうです。
中には時間だけではなく日数もかかる検査も!それは困る…
では次にもうひとつの検査方法ですが、
もう1種類は
電子顕微鏡や精密機器を用いた
検査方法です。
②電子顕微鏡、
リアルタイムPCR法、RC−PTR法
→費用は1〜3万円程。
メリット:
正確な検査結果が出る。
デメリット:
検査結果が出るまでに日数を要する。
例えば電子顕微鏡での検査方法では、
対象となる方の嘔吐物や
便を顕微鏡で確認する方法なのですが、
費用も掛かりますし
あまり主流の検査方法ではありません。
ただやはり、精密さは確実ですので
食品を扱う会社に勤められている方には
症状があった場合には検査キットではなく、
こちらの正確さに特化した方法にて
検査を受けることが条件となっています。
また、検査に要する時間も
検査キットよりかかる為、
急ぎで検査結果を必要とする方には
不向きです。
例えば電子顕微鏡の場合は7〜10日程
日数が掛かりますが、
検査キットでは20〜30分程度で
検査結果が出ます。
インフルエンザの予防接種のように
病院によっては検査費用にも
ばらつきがありますので、
病院に掛かる前に
事前に問い合わせをすることを
おすすめ致します^ ^
まとめ
嘔吐や下痢の症状が数日続くと
本当にツライですよね…。
ましてや検査キットを使っても
精度に欠けるなんて(><)と
泣きっ面に蜂のような
気持ちだと思いますが、
まだ幼い乳幼児やご高齢の方以外は
点滴や投薬を必要としない、
自宅での治療が可能な症状でもあります。
現在の医学界にはまだ感染を防ぐ為の
ワクチンや特効薬が無いのです。
検査キットであれ、
問診での診断結果であれ、
症状が治まるまでの数日間は
自宅でしっかりと安静にし、
水分補給も欠かすことを
お忘れのないようにして下さい。
水分補給も水や麦茶などでなく、
薬局や病院の自動販売機などでも
取り扱いのある経口補水液や
スポーツドリンクなど、体に浸透しやすい
飲料を選ぶことも大切です。
病院にかかった際は、
お医者様から聞いたことをよく守り、
1日も早く、全快されることを
切に願います。