うちの子が通っている保育園では、
最近ノロウイルスが
流行ってるみたい…(><)
検査費用って実費??
どうやって検査するのかな??
と、お子さんがノロウイルスに
かかってしまった際に
あるあるな疑問について
今回はまとめてみました!
すでにお子さんがノロウイルスに
かかってしまった場合や、
いざという時の為に、
事前に知識を頭に入れておきたい
お母さん必見です^ ^!
専門の検査キットが一般的!3歳未満なら保険適用
まず、検査費用についてですが
保険が適用となるお子さんの年齢は
《3歳未満まで》です。
それより上の年齢のお子さんが
ノロウイルスの検査をする際には、
実費での検査となります。
また、他にも検査費用が
保険適用となる対象の方は
《65歳以上》
《悪性腫瘍と診断されている方》
《抗悪性腫瘍剤や免疫抑制剤もしくは
免疫抑制効果のある薬剤を投与中である方》
《臓器移植後の方》
以上に当てはまる方には、
ノロウイルスの検査の際に、
保険が適用されます。
気になる検査方法ですが、
問診での診断の他、検査キットを使った
検査でおおよそ、ノロウイルスであるか否か
判断出来るそうです。
小児科などで行われる
ノロウイルスの検査には
製薬会社ごとに名称は違いますが、総称して
「ノロウイルス抗原キット」と呼びます。
検査は感染の疑いのある
お子さんの便を少量採取して、
検査にかけます。
検査キットでは、
結果も30分未満で判明しますので、
具合の悪いお子さんを連れていても
検査結果を聞くまでには
そう時間は要しません^ ^
しかし、ノロウイルスの検査キットは
簡単に検査は出来るのですが
精度に欠けるというデメリットがあるのも、
特徴です(><)
ノロウイルスには潜伏期間もありますので、
もし体内にノロウイルスの菌が
入っていたとしても、潜伏期間中であれば
検査をしても陰性となってしまい、
そのまま登園→感染拡大。
となるケースは珍しくないようです。
また、ノロウイルスには抗ウイルス剤が
まだ開発されていないので
主には胃腸炎にかかった際と
同じ療養の仕方になります。
こまめに経口補水液やスポーツドリンク
などで脱水症状にならない様、
水分補給をしてあげましょう。
しかし、特効薬がないからといって
自己判断は危険です。
まだ体内の機能も未発達なお子さんや
ご高齢の方では重症化してしまう
可能性もある為です。
他にも、似た症状だけど、
ノロウイルスじゃなかった!
なんて事もありえますので、
嘔吐や下痢などの症状が見られた際には
早めにかかりつけ医に受診しましょう^ ^
電子顕微鏡法やリアルタイムPCR法って何?初耳!
先ほど、検査キットは精度に欠ける。
というお話を挙げましたが
ノロウイルスの検査方法は
簡易検査キットの他にも数種類あり、
電子顕微鏡を使った検査方法や
リアルタイムPCR法という検査を使うと、
検査費用と検査結果が出るまでに
日数を要するものの、
検査結果は確実となっています。
大抵の方は医師の問診のみであったり、
検査するとしても簡易キットを使用した
検査方法なのですが、
リアルタイムPCR法などを用いた検査には、
食品を扱う会社にお勤めの方や、
お子さんの場合であれば、
保育園などで集団感染があった場合に
こちらの検査方法を用いて
検査する事があります。
検査費用は実費での検査費用が
検査キットの場合…3,000〜5,000円
リアルタイムPCR法…8,000〜15,000円
電子顕微鏡…1〜3万円
となっています。
検査キットに比べると割高ですね(><)
検査方法はリアルタイムPCR法の場合、
採取した便に検査試薬を加えて、
加熱処理をします。
ノロウイルスの菌の定量を
専用の機器で調べる事により、
検査結果がでます。
このリアルタイムPCR法では
一度に多くの検体検査が可能なので、
集団感染の検査にも用いられます。
電子顕微鏡の場合は、
最近では主にリアルタイムPCR法が
主流になってきているのですが、
以前までは電子顕微鏡で便の中に含まれる
ウイルスを直接検出する方法で検査結果を
出していました。
検査キットでの検査は簡単ですが、
潜伏期間中であったり、
回復期間中はウイルスの数が少ない為、
陽性反応が出ない事があります。
リアルタイムPCR法は
「ウイルス遺伝子検査」と呼ばれていますが
こちらの検査方法は高感度な為、
ノロウイルスであるという
確実な検査結果が必要な際に
用いられる事が多い検査方法であると
覚えておくと良いかもしれませんね^ ^
まとめ
保育園など、集団で生活を送っていると
風邪やノロウイルスなどの
感染症にかかってしまう可能性は
どうしても高くなってしまいますよね。
症状がある場合のノロウイルスは
大人でも辛いものですので
かかりつけ医からノロウイルスと
診断された場合には、自宅でしっかりと
完治するまで療養しましょう♪
いつかノロウイルスの特効薬が
開発されることを願って…(><)