先日、思わぬ目にあいました。
息子と、お花見に行こうと思った矢先。
お昼を食べている時から、
下腹部がチクチク。
なんだろうなぁ~。
この、チクチク感って
気にはなっていました。
更年期に突入していて、
そろそろ、閉経。
久方ぶりに生理が来ていたので、
そのせいかなぁ~なんて思っていましたが、
お昼を食べ終わる頃には、
吐き気も出てくるわ、
チクチク感が半端なく痛くなってきて、
脂汗は出てくるわで、
動けなくなり、ギブアップ。
息子も私の体調の急変振りに驚いて
救急車を呼んでくれました。
急患で担ぎ込まれたんです。
産婦人科。(妊婦とかならともかく…汗)
チクチク痛は要注意!
閉経間近で久方ぶりの
生理であることを告げ、
内診してもらった結果、もともと、
筋腫が大きい事も指摘されたのですが、
「子宮付属器炎」「大腸憩室炎」という
聞きなれない病名の可能性があると
言われました。
いずれも細菌性の物で、
久方ぶりにきた生理の関係で
免疫機能が落ちているところに細菌が急激に
繁殖した可能性があると言う事で、
血液検査をし、抗生物質を点滴し、
下痢もしていたので、
半日絶食させられました。
幸い、血液検査の結果、
炎症数値がそんなに高くなかったので、
事なきを得ましたが、
下腹部のチクチク痛は、時として、
婦人科系の大きな疾患の前触れである
可能性がある事を身を持って
体験させられました。
下腹部痛のチクチク痛は、
病気のサインである事が多いようです。
私のようになんだろぅ~
なんて安気に構えているうちに、痛みで、
にっちもさっちも行かなくならないうちに、
早めのお手当てお勧め致します。
どんな病気が潜んでいるの?
チクチクするお腹の痛みには
どんなものがあるのでしょう。
私が、病院で言われた2つの疾患について、
最近、発症する人が多いようなので、
調べてみました。
まず子宮付属器炎ですが、
卵巣や卵管が細菌感染で炎症を
起こしてしまう疾患です。
下腹部痛や、おりもの、腰痛や、
発熱をともない、慢性になると、
きつい生理痛が出たりするようです。
そのまま、放置すると、
卵管が詰まってしまう事があり、
子宮外妊娠や不妊症の原因と
なってしまうようです。
未婚の女性や、将来子供を希望
している女性は、チクチク痛には
少し敏感になっているくらいが
丁度よいかもしれません。
放置することなく、早めの治療で、
不妊や子宮外妊娠といった辛い思いを
しないようにしてほしいものです。
そして、大腸憩室炎とは、便秘体質の人は、
特に気をつけたい疾患と言えます。
あまり、知られていない胃腸の疾患ですが、
最近40代以降、男女問わず、
発症率が高くなっている胃腸の疾患です。
大腸にある憩室と言うところに、
便が詰まってしまうことから炎症がおき、
おへそのあたりで、
チクチクとした痛みが生じるようです。
酷くなると、発熱や血便といった症状が
出てくるようです。
便秘は他にも直腸ガンなどの原因にもなると
言われています。
お腹の不調は食生活の改善から…
ライオンとうさぎ。
肉食と草食の胃腸の仕組みは当然違います。
日本人と欧米人。
体型も違えば、長い歴史の中で、
培われてきた食文化も当然違います。
食文化が変わる事、事態は、
否定するものでもありませんし、
国際社会において、宗教などは抜きにして、
人が食べられるものは誰が何を食べても
私はかまわないと思います。
しかしながら、食べるものから人の体は
出来ていると言う事を1人1人が理解して、
食生活を見直していく事は、
お腹をさまざまなトラブルから守るために
必要なことだといえるでしょう。
本来1日に3回(3食なら)食べた分だけ、
不要な排泄物は出るのが理想だと
されていますが、理想ではなく、
もしかして、これが正常であるとするなら、
理想と現実はちがうでしょ?!
で片付けていい問題ではなさそうですよね。
食生活の改善で、お腹の不調をとって、
健やかな毎日を過ごしたいものです。
まとめ
痛みは、体から何らかの異常を
知らせるサインです。
様子を見る事も大切ではありますが、
自分の体は自分が一番心得ているもの。
いつもと様子が違う痛みが伴うときには、
早めに受診しましょう。