内臓脂肪指数と言うのを
ご存知でしょうか?
人間の脂肪には皮下脂肪の他に
内臓脂肪と言うものがあります。
しかし内臓脂肪はその名の通り
内臓の周りなど、腹膜の表面につく脂肪
なので非常にわかりづらいものなのです。
痩せている見た目の人でも実は
内臓脂肪による「隠れ肥満」
であることも少なくはありません。
今回はそんな内臓脂肪について、
内臓脂肪指数の平均は?
改善方法など
詳しく紹介していきたいと思います!
内臓脂肪指数ってそもそも何?
内臓脂肪と言う言葉は
昨今の健康思考の流行などから
知っている方も少なくないでしょう。
では「内臓脂肪指数」とは
なんでしょうか?
内臓脂肪指数とは
内臓脂肪の断面積の指数の事を言います。
主に病院などで腹部のCT検査を
行うことでその指数を図る事が出来ます。
病院ほど正確ではないと言えますが
家庭の体重計にも内臓脂肪指数を
測定できるものもありますので
そちらで測ることも可能です。
また、なんとなくお腹がポッコリ
しているように見えるのに
お肉を手でつかみづらい
と言う方の場合
内臓脂肪が多い可能性がある
と考えていいかもしれません。
内臓脂肪指数の男女別平均と危険水域
ではこの内臓脂肪指数ですが
平均値と危険域について
みていきましょう。
性別、年齢によって
内臓脂肪指数の平均値が異なります。
男性
20代 6
30代 8
40代 9
50代 10
60代 12
女性
20代 3
30代 4
40代 5
50代 7
60代 6.5
内臓脂肪は主に食生活の偏りや
運動不足が原因とされています。
また生活習慣病の原因にもなり得る
とされていますので
この指数が高いと危険とされるのです。
どの程度までが標準で
どの程度が高いのでしょうか?
標準 1~9
やや高い 10~14
高い 15~30
1~9の範囲であれば標準値なので
体への悪影響はほぼないと言う事です。
10~14の場合
やや高い数値ですので生活習慣を
見直されてもいいかもしれません。
15~30の場合は危険ですので
すぐにカロリー制限や
運動などの対策を考えるべきでしょう。
内臓脂肪指数が高かった!改善するにはどうすればいい?
もし、内臓脂肪指数が高かった場合
どうやって改善していけば
よいでしょうか?
ポイントとなるのは
食事の改善と運動にあります。
まずは食生活ですが
日々の忙しさから朝食を抜くなどして
1日2食にしている方は
多くいると思います。
私自身も朝は忙しさや眠気から
朝食が面倒だと思う事も
少なくありません…。
しかし、食事回数を減らしてしまうと
体が栄養不足を心配して食べ物を体に
溜めやすくしてしまうのです。
そのため食事の量がたいしたことなくても
体に蓄えなければ!と内臓脂肪が
過剰になってしまう事があるのです。
そうならないためにも
1日3食と言う食生活は
きちんと守りましょう。
また、ついついやってしまいがちですが
脂肪をため込みやすい
夜食は控えましょう。
食事の際気をつけなくてはならないのが
「脂肪分」や「糖質」です。
この二つは内臓脂肪型の
ダイエットには大敵です。
日々の食事には
腸内環境を改善してくれる効果もあり
脂質や糖質の吸収を抑えてくれる
食物繊維を積極的に
摂るようにしましょう。
海藻類やキャベツ、レタス、トウモロコシ
などは食物繊維を多く含む
野菜として有名です。
自分に合った献立を考えてみるのも
いいかもしれませんね!
また、アルコールには十分注意しましょう。
内臓脂肪肥満の人の中には
アルコール好きの人が
多くみられるようです。
アルコール自体のカロリーが
あまり高くなかった場合でも
一緒に食べているおつまみなどが
高カロリーと言う事があるようですから
気を付けましょう。
内臓脂肪型肥満の方に
効果的なダイエットとしては
有酸素運動があります。
隙間時間などで毎日の運動を
習慣づけましょう。
有酸素運動としては
ウォーキングなどが上げられますが
ちょっとした移動など10分程度歩く
だけでも効果的であるとされています。
外出する際は
なるべく徒歩にしましょう!
ちょっと近くのコンビニへ♪
と言った場合に
ちょっと気分転換も兼ねて
歩いてみるのもいいかもしれませんね。
何に対しても
三日坊主な私もこれくらいなら
続けられそうな気がします!
まずは、自分の内臓脂肪指数が
どの程度なのか
知る必要がありますね。
太っているように見えなくても実は…
と言う事もあるようですから
私は大丈夫。
と思わないで調べてみましょう!