毎日のデスクワークは、
仕事柄仕方ないと思っても、
足のむくみが気になりませんか?
最近特に、
むくみが酷くなっているように
感じているあなた。
どうしてデスクワークは
足がむくみやすいか
お話しましょう。
またデスクワークの
むくみを予防する方法を
ご紹介しましょう。
なぜデスクワークは足がむくみやすい?
朝出勤したら、
履いてきた靴を脱いで、
帰宅時に履こうとしたら、
むくんで靴がきつい…
そんな経験はありませんか?
そもそも足がむくんでしまう原因は、
座りっぱなしの姿勢が続くと、
エコノミー症候群に似た症状が
起きるからなのです。
長時間座っていると、
足の静脈の中に、
血の塊が出来やすくなります。
その固まりが
血流に乗って肺にたどりつくと、
詰まってしまいます。
詰まってしまうと、
心疾患や重篤の場合、
死に至ることもあります。
長時間座りっぱなしで過ごすと、
ふくらはぎの筋肉を使う頻度が減り、
下半身に血流が滞ってしまいます。
また、座りっぱなしであっても
1日働く時間と同様の8時間を過ごすと、
約500~600ccもの水分を失っています。
そのため、体内の水分不足から
脱水症状を引き起こします。
このような怖い症状が
エコノミー症候群です。
そしてこれに近い状態になるのが
デスクワークです。
足の筋肉を使わず、
血流やリンパ液の流れが滞ってしまい、
足のむくみを引き起こします。
運動をしていない場合も
足が痛いと感じるかもしれませんが、
それは足がむくんでいる、
という証拠でもあります。
また、職場の冷房がきいている場合や
ダイエットを行っている場合は
特に足のむくみや疲れを感じやすい、
と言われています。
冷えは筋肉を緊張させ、
血行を悪くさせます。
そして、ダイエットをしていると
筋肉量が減る傾向にあるため、
血液やリンパ液を
体中に送る機能を低下させます。
もうデスクワークも怖くない!むくみを予防する4つの方法
日常業務がデスクワークでも、
むくみを予防する方法はあります。
まず少なくとも、
1時間に1度は意識的に席を立つように
意識しましょう。
足に血液や水分が溜まりがちになるため、
立ち上がって足の筋肉を動かす必要が
あるのです。
トイレ休憩や資料を取りに行く。
コピーを取りに行く。
などの用事を無理やりにでも作って、
身体を意識的に動かしましょう。
忙しい場合や、
席から中々離れられず、
午前中座りっぱなしだった。
という場合には、
昼休憩に少し遠い場所まで昼食に出かける、
など、活動量を増やす必要があります。
立ち上がって歩く時は、
いつもより大きな歩幅で歩くこと
を意識しましょう。
足裏全体を使って歩く、
と意識すれば良いでしょう。
背筋を伸ばし、腹筋に力を入れながら
目線をまっすぐにして歩くと、
より効果があります。
座りながらストレッチ
をすることも効果的です。
立ち上がらなくとも、
足を動かせば、
むくみ予防が可能です。
足をゆっくり上げ下げするだけ運動なら、
簡単にできますよね。
また、足首を動かすだけでも
効果がありますので、
他の方に気兼ねなくストレッチできます。
冷え防止を心がけることも
むくみ予防には重要なポイントです。
出社後、
サンダルに履き替えるのは要注意
夏場でも、
足の甲が出ていたりすると、
冷えから足の血行が悪くなり、
むくみの原因となります。
出社している時間だけ
靴下を重ね履きしたり、
ブランケットを足にかけたりするなど
工夫しましょう。
入浴時に足のマッサージ
をすることも効果的です。
翌日に持ち越さないよう、湯船の中で、
足にたまった血液やリンパ液を
心臓に向かってマッサージしましょう。
温かいお湯の中なら、血行が促進され、
足だけでなく身体のリフレッシュもできますよ。
まとめ
足がむくむのは、仕事柄仕方ない、
と諦めていた方は、
是非、むくみ予防を試してみてください。
少しずつむくみが改善され、
帰宅時に足が痛いという事も
減ってくるはずです。
また日頃の足のケアも重要ですので、
ご自宅でも足をいたわってあげましょう。