これからの季節、
特に気になるのが脇汗ですよね。
特に脇の下は、汗腺が集まっているため
身体の中でも汗をかきやすい場所に
なっています。
汗をかく１番の目的は、体温調節です。
そして、汗腺を備えて体温を調節するのは
人間だけなのです。
他にも運動したときや
辛いものを食べたとき・
緊張やストレスなどを感じたときの
精神的な影響でも汗をかきます。
１日に出る脇汗の量は、
通常スプーン１杯程度と言われています。
１日の身体全体から出る汗の量を、
大体７００から９００mｌだとすると
わずか１％程度の量にすぎません。
たくさん汗をかいたあとは、
臭いが気になりますよね。
よく汗臭いといいますが、
正確に言うとこの臭いは
汗の臭いではないのです。
汗そのものに臭いはないのですが、
汗や皮脂が皮膚に残っていることで
細菌が繁殖し、
分解されることによって
臭いを発するしくみとなっています。
汗の量が多ければ多いほど
細菌の繁殖も盛んになります。
そのため、汗をたくさんかく夏や
激しい運動をしたあとは、臭いが出やすく
なってしまうのです。
私自身、夏は暑がりなので
汗をたくさんかきます。
やはり気になるのが脇汗なんですよね。
特に、電車のつり革を掴んだときなど
すごく気になってしまいます。
そして１番困るのは
会社の制服に脇汗がついたときです。
以前事務員をしていたとき、
社内の温度に合わせられるようにと
長袖のシャツを制服として着ていました。
ですが、外の温度差のギャップで
結果的に汗をかいてしまい、
脇の汗がすごく気になり
社員の人を呼ぶのも
手をあげるのも嫌だなと思いつつ、
脇汗に悩まされました。
そんな方もきっと多いはずです。
今回はそんな汗じみについて
まとめてみました。
是非、参考にしてみてくださいね。
まずは台所洗剤で表面の汚れを落として！いらない歯ブラシで洗うと効果的！
脇汗でできた汗じみって
普通に洗濯しただけだと
なかなか落ちないですよね。
私服でも嫌なのに、
会社の制服だと余計に困りますよね。
では、さっそく
気になる汗じみの落とし方について
みていきましょう。
まず、台所洗剤で予洗いをしていきます。
台所洗剤は油を分解する効果が高いため、
脇汗に混じった皮膚汚れにも効果的です。
台所洗剤は
汚れている部分に直接かけて大丈夫です。
ただし色物の場合は、
かけすぎると色落ちの原因に
繋がりますので、気をつけてください。
いらなくなった歯ブラシなどで
やさしく表面を擦ると、
表面についた黒ずみが取れ
黄ばみ汚れが浮き上がります。
４０度から５０度程度のお湯に
漂白剤を溶かし、
３０分つけてあとは通常通り
洗濯機で洗濯します。
台所洗剤でも
汗じみを落とせるってすごいですよね。
私もさっそくチャレンジしたいと思います。
それでも落ちなかったら？洗濯用重曹と酸素系漂白剤を同量で混ぜて塗ってみよう！
上の方法で落ちなかった場合は、
洗濯用重曹を使っていきます。
酸素系漂白剤と重曹を
同等の割合で混ぜて
ペーストを作ります。
このときの目安は、
スプーン１杯程度で
混ぜ合わせていきましょう。
表面の黒ずみを落とし、
お湯で洗剤を流したら
汚れの部分にペーストを塗ります。
そして、ペーストを塗った部分に
熱を加えます。
アイロンをスチームにして
当てるのがいいですが、
手間がかかるので
ドライヤーで温風を当てるのでも
構いません。
最後は普通に洗濯機で洗っていきます。
酸素系漂白剤の主な成分は、
過酸化水素水です。
過酸化水素水は加熱されることで
酸素力が上がるため、
衣類の色素を除去します。
なので、ペーストを塗ったあとは
必ず加熱をしてください。
４０度程度の加熱で大丈夫です。
また、重曹を混ぜることにより
強いアルカリ性になって、
頑固な黄ばみにも効果が出ます。
落ちなかった場合は、
この方法も試してみてくださいね。
まとめ
どうでしたでしょうか。
会社での制服は借り物ですし、
汗じみが落ちなかったら
困りますよね。
クリーニングに出して
落としてもらってもいいですが、
その分お金もかかりますし
できることなら
お金をかけずに落としたいものです。
今回の方法は、
会社の制服などにも使えますし、
もちろん私服にも使えるので
すごく便利だと思います。
忘れず知識として
頭に入れておきましょう！