交通事故で示談が成立しなかった!訴訟から裁判までの流れ

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不幸にして交通事故に

遭遇してしまった場合、

車の損害から、怪我、後遺症など、

補償の費用にまつわる、交渉がされます。

保険の担当者を介しての

補償交渉となりますが、双方の言い分、

主張が大きく食い違ってしまうと、

弁護士を交えた話し合い、あるいは

訴訟となってしまうこともあります。

訴訟から、裁判となると、

時間も費用双方の負担となりますので、

できれば訴訟や裁判にもつれ込むことなく

解決したいものです。

 

 

話し合いが難航したら紛争処理センターへまず相談

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最近は、報酬制を謳った、

交通事故での弁護を引き受けてもらえる

法律事務所も増えてきているようですが、

そういった相談を含めて、

事故対応の相談にのってもらえる所の1つに

紛争処理センター」というのがあります。

こちらはまず、電話にて原則、

事故の被害者が予約の電話をします。

(被害者が亡くなっている場合などは、

親族でもよいみたいです。)

電話にて予約が済むと、法律相談で、

担当の弁護士が言い分や

主張の聞き取り調査を行い、

それらを資料にまとめあげ、

問題点を整理しながら、

相談にのってもらいます。

調査結果がある程度、まとまった時点で、

相手側の保険会社も加わり、

和解にむけての

あっ旋に入っていくようです。

細かい和解に向けての詳細なあっ旋内容は

こちらに書かれておりますので、

関心のある方は

参考にされてみてくださいね。

[紛争処理センターHP

交通事故裁判の流れはこんな感じ?!

事故が起きてしまった後、まずは、

現場に警察を介入し、

事故の原因や、事故の状況などから、

過失割合を出してもらいます。

その過失割合を基準にして、

双方で保険会社を介して

補償にむけての示談交渉がはじまります。

示談交渉で和解が成立した場合は、

被害者に保険会社を通じて

賠償金が支払われます。

ところが、被害者の怪我の具合、障害など、

事故後に重篤な後遺症などの

損害が出た場合などで、比較的高額な

賠償請求が絡んできた場合は、

保険会社を介した当事者同士の話し合いで、

示談交渉が決裂、あるいは、

平行線で解決できない事態が

起きてくることもあります。

それが民事訴訟なのですが、

裁判所では双方の言い分を

2~3か月ほどかけて聞き取り調査を行い、

2~3か月ほどかけてそれをまとめて

吟味し、和解案を出してくれますが、

出された和解案で両者の示談が成立すると、

約半年で示談が成立することになります。

しかしながら、和解案で両者が

納得できなかった場合、裁判となり、

更に双方の主張を

深く掘り下げる調査がなされ、それにより、

判決がくだされるため、

一審の和解で約1年とされています。

それでも、解決されない場合は、

控訴審となります。

一審から更に1年程の時間を要します。

それでも、駄目なときは、最高裁

上訴と言うことになってくるようですが、

交通事故の案件の場合は、

最高裁での審議はほとんどされることなく、

書面審査で[審理はしない」という

通知が届くケースが大半です。

交通事故の示談がらみの裁判の流れは

こんな感じのようです。裁判となると、

とにかく時間がかかってしまいます。

その間の精神的な負担は

計り知れないものがあります。

裁判になる前に、紛争処理センターにて、

解決できる場合もありますので、

もし、万が一不幸な交通事故で

被害者になってしまった場合は、

こういった公的な機関もフルに活用して、

一刻も早い、解決をしてほしいものです。

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まとめ

交通事故で失ったものが

大きければ大きいほど、当たり前だった

普通の生活に戻ることはとても大変です。

示談は、被害者にとっては

事故前の生活を少しでも取り戻すための

大切な足がかりです。

きちんと、現状を伝え、

少しでも前向きな生活が取り戻せるための

時間であることを願ってやみません。

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